ホーム(東田端)で練習実施した際の感染防止対策ガイドライン準拠の検証(仮)

仮に東田端ふれあい館で練習を実施・再開した際に、全日本合唱連盟の策定した「合唱活動時の新型コロナウイルス感染防止対策」にどれだけ準拠できるかを検証します。
皆さんのご意見をお待ちします。

●利用施設

①概ね収容定員の50%の人数を目安に

東田端ふれあい館ABホール 133㎡ 定員(机利用時70名)
定員50%で、35名までの参加が可能であり、安全な間隔を取れる会場である
http://www.city.kita.tokyo.jp/chiikishinko/kurashi/volunteer/shisetsu/fureai/documents/20180423shimokaisetsugo.pdf

②窓の開放が可能であること、もしくは機械換気により必要換気量が確保可能なこと

東田端ふれあい館ABホールは、機械換気を装備(弱・強)。また、窓の開放が可能、夏の時期は扇風機による送風で換気量アップも可能。高架下のため騒音苦情がないことから、窓を開けっ放しでの演奏も可能。→充分換気可能な会場である

③感染予防対策がされていること

東田端ふれあい館入口に、アルコール消毒液を完備している。スタッフの方は全員マスク着用で業務に従事されており、コロナ以前から会場の入替時には入念な清掃を実施されている。また、高齢者福祉の観点での施設利用で、禁止・順守事項等が掲示されている。→感染予防対策は十分されている会場と言える

●日常の対策

①名簿の管理

→メンバーの同意が得られれば、健康状態を管理した上でのメンバー表の作成、提出は可能と考える。個人情報の保護の観点から同意の上で情報収集することとしたい。
→詳細な住所までを記載するかは議論であるが、不測の事態を想定し、氏名、携帯電話番号および居住地の都道府県の記載など、保健所へそのまま情報提供できる形が望ましい。

②体調の管理(過去14日以内で、以下に該当する項目があれば、出席しないようにしましょう)

→過去14日の体調管理、およびその記録が必要であり、各自の性善説に基づく申告が必要となる。各人によるチェックシートへの記入・申告が必要。

2−1 平熱を超える発熱
2−2 咳、喉の痛みなど風邪の症状
2−3 だるさ、息苦しさ
2−4 嗅覚や味覚の異常
2−5 体が重い、疲れやすい
2−6 感染症陽性者との濃厚接触※
2−7 感染の疑いのある同居家族・知人がいる
2−8 過去14日以内に、入国制限、入国後の要観察期間地域への渡航、または当該在住者との濃厚接触がある

※参考:濃厚接触者の定義
「濃厚接触者」とは、「患者(確定例)」が発病した日以降に接触した者のうち、次の範囲に該当 する者である。
・ 患者(確定例)と同居あるいは長時間の接触(車内、航空機内等を 含む)があった者
・ 適切な感染防護無しに患者(確定例)を診察、看護若しくは介護していた者
・ 患者(確定例)の気道分泌液もしくは体液等の汚染物質に直接触れた可能性が高い者
・ その他: 手で触れること又は対面で会話することが可能な距離(目安として 2 メートル)で、必 要な感染予防策なしで、「患者(確定例)」と接触があった者(患者の症状などから患者の感染性 を総合的に判断する)
https://www.mhlw.go.jp/content/000607861.pdf

●練習当日の対策

①会場設営・撤収

1-1 椅子や譜面台等、備品の搬出入・設置は、予め時間と人員を設定し、充分な時間を持って設営を行いましょう。
1−2 マスクを着用し、咳エチケットを実践しましょう。
1−3 設置後、備品の消毒を行ないましょう。ピアノは専用クリーナーの使用を。
1−4 設営前後・撤収後に手を洗いましょう。

→当日の入場時、検温・健康チェック班、備品の除菌・搬出班に分け、会場設営を実施する必要がありそうです。

②会場入場時

2-1 密集しないよう、分散入場策を講じましょう。
2-2 窓と出入り口を開放し、換気を行いましょう。
2-3 マスクを着用し、咳エチケットを実践しましょう。
2-4 入場前に手洗いしましょう。
2−5 人との間隔を1m以上離し、会話はなるべく控えましょう。
2-6 楽譜類は手から手の配布は避け、回覧しないようにしましょう。
2-7 会場内での飲食は控えましょう。

→マスク着用を必須とする。夏季期間は熱中症も考慮し、合唱用マスクを検討する必要がありそうです。
→消毒液、体温計等、用意の必要がありそうです。。

③練習時

3-1 団員の距離は、前後2m以上、左右1m以上を確保しましょう。また向かい合う配置は避けましょう。
3-2 指揮者・伴奏者と団員との距離は、適切な距離を確保しましょう。
3-3 咳エチケットを実践しましょう。
3-4 マスクは飛沫拡散防止の効果があるため、着用を推奨します。
3-5 身体的な接触をしないようにしましょう。
3-6 連続した練習は30分以内とし、5分以上の換気を行いましょう。
3-7 楽譜のプリントの共有は避けましょう。

→1m、2mの紙テープなどを用意する、またはバミる必要がありそうです。
→練習中はマスク着用を必須とする必要がありそうです。
→練習場の取り決めである、20分に1回窓を開けての換気は順守する必要がありそうです。(ストップウォッチ等で自動計測し、アラームを発するなど

④休憩時

4-1 マスクを着用し、咳エチケットを実践しましょう。
4-2 人との間隔を1m以上離し、会話はなるべく控えましょう。
4-3 飲食物の共有は避けましょう。
4-4 窓と出入り口を開放し、換気を行いましょう。

→20分に1回の換気時に休憩を実施する必要がありそうです。
→マスク着用、タバコ厳禁(これはもとから)必要がありそうです。

⑤練習後

5-1 出席者をチェックし、名前を控えておきましょう。
5-2 退場時に密集しないように、分散退場策を講じましょう。
5-3 マスクを着用し、咳エチケットを実践しましょう。
5-4 連絡やミーティングは可能な限り書面やオンラインで行いましょう。
5-5 会食等は控えましょう。

→当日の入場時、検温・健康チェック班、備品の除菌・搬出班に分け、会場設営を実施する必要がありそうです。
→八○将などでの第二練習は控える必要がありそうです。
→ZOOM等でのオンラインミーティングの活用を行う必要がありそうです。

2件のフィードバック

  1. 廣瀬歩 より:

    吾郷さん、ガイドライン検証ありがとうございます。
    守るべきことが整理されてていて大変ありがたいです。
    会場設営に関しては、段取りや当番など検討必要と思いました。
    zoomなりで打ち合わせを行うのが良いですね。
    ちなみに、家の母親が所属している合唱団が今月から練習を再開しているのですが、距離を測る道具として1m、2mの紙テープでなく、太めの紐(ロープ?)を使っていたそうです。

    • 吾郷康徳 より:

      広瀬さん、コメントありがとうございます。体調の方は大丈夫ですか?
      そうですね、ロープ。持ち運びが苦にならないものを検討しますね。

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