OB法関を前に(アーカイブ版)
いよいよ、次回8/24(土)は本番前日合同先生練習となります。皆さま、旅のしおりを参考に13時までに、現地会場(内本町コミュニティーセンター)までお越しください。新大阪駅から来られる方は、JR東海道・山陽本線(JR京都線)に乗り換え、「各駅停車」でJR吹田駅までお越しください。
二手に分かれて聴きあったときの気づきを、自身の歌に展開してください。前回練習では、パート別に固まりましたが、関大側は立ち位置はバラバラのフォーメーションです。バラバラフォーメーションでも対応できるように振り返り確認しましょう。これまでの練習の積み上げで、その力は備わっていると思います。あと少し、譜面から離れて(かじりつかず)歌に寄り添うようにしましょう。
前回練習の早いテンポの音源を作成しました。ご確認頂き、早いテンポに慣れましょう。
第4回OB法関交歓演奏会の本番も間近となりました。
どんなに悔やんでも、過去を取り戻すことはできず、残された時間、如何に納得の行く、楽しめる演奏会にできるかを考えてゆきたいと思います。
演奏、それすなわち、演じて奏でること。
今回、田中先生練習において毎度ご指導いただいたことです。では一体何を演じるのか?
私なりの理解は、演奏会に足を運んでいただいたお客様に対して、今回演奏をする、「回風歌」と「ジャパニーズ・ポップス・アレンジメンツ 男声版」の素晴らしさ、面白さ、美しさを最大限伝える役回りを演じることだと思います。
昨年夏のOB六連、王孫不帰に引き続き、アリオンコール委嘱曲を選択しました。回風歌はその中でもちょっと変わった、普段あまり耳にしない曲です。かつ、昨今の合唱演奏会では、以前にも増してライトな、軽やかな、調整された曲調が取り上げられていることが多いように感じます。そんな中、40年前に生み出された曲をお客様に、すこしニヤッと意地悪そうに笑いながら、こんなのもあるんですよ、と届けたい。初めて聴く人には、なんや?これは?という新鮮な衝撃として。また、オールド世代には、昔聞いた曲を久しぶりに届け、若かりし頃を思い出すきっかけとして。それだけでも、何だかわくわくしてきますよね。
ジャパニーズ・ポップス・アレンジメンツ、少年時代、琵琶湖周航の歌、さらば青春、さとうきび畑、これらはもう、お客様の大多数が原曲を知っている曲群です。それであっても、こんな編曲、歌い方があるんやね、と唸らせるにはどう演じ奏でるか。歌声やアンサンブルはもちろんのこと、立ち姿、顔の表情、全身で表現する、演じることで、お客様に楽しんでもらえることを考え演じる面白さ、楽しみがあるのだと思います。
全体での練習はあと2回、前日練習と、本番当日リハーサルです。その前に、個々の力をもう一度振り返り確認し改善した上で、再びお会いしましょう。楽譜に忠実に。音程、ハーモニー、テンポ、基本に立ち返りましょう。
2019年8月19日、原倫朗(1991年卒)
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